初級ネットワークエンジニア入門!Catalystの初期化方法を徹底解説!!

テクニカル

この記事のまとめ!

  • Cisco Catalystの初期化方法のご解説!
  • ネットワーク機器のスタンダートのCisco機器の初期化方法を知ってネットワーク検証や交換に役立てましょう!
  • しっかり初期化してトラブルが起こらないようにしましょう!

今回はネットワーク機器の検証や交換のため、年間100回は行う(おおげさ)私がCisco Catalystの初期化方法について解説していきます!
(定常作業じゃないからメモっとかないと忘れちゃうんだよね・・・)

初級ネットワークエンジニアの方のお役に立てれば幸いです。

中古のCatalystを購入する際は楽天市場のNW工房さんでよく購入しております(ハズレ無し!)

作業環境

  • コンソール用PC:Windows10
  • ネットワーク機器:Catalyst2960
  • コンソールケーブル:BUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン) BSUSRC0610BS
  • ソフトウェア:TeraTerm
こちらの機器で作業します(埃がすごい・・・)

まずはコンソール接続!

PCとUSBシリアルケーブルーCiscoコンソールケーブルで機器のコンソールポートへ接続します。

作業環境

TeraTermの『新しい接続』からシリアルポート(USBシリアルポート)を選択し、【OK】を押下します。

USBシリアル接続

初期化方法

startup-configの削除

startup-configを削除(青文字のeraseコマンド)して、機器を再起動(青文字のreloadコマンド)します。
※矢印部分はnoを指定しましょう(configを保存しないようにします)

vlan.datの削除

startup-configを消しただけだと、VLAN情報が消えない場合があります。


sh vlanコマンドなどでVLAN設定が残っている場合、sh flashコマンド(もしくはdirコマンドなど)でVLAN情報(vlan.dat)のファイルを確認の上、vlan.datの削除(青文字のdeleteコマンド)を行い、機器の再起動を行います。

その他

環境復旧(検証作業時等)

検証等で設定を変更した環境を元の状態に戻したい場合は、元々のstarup-configをrunning-configに上書き(青文字のcopy sta runコマンド)しましょう。

環境保存(設定作業完了後)

設定変更したconfigが機器再起動後も消えないようにしたい場合、running-configをstarup-configに上書き(青文字のcopy run staコマンド)しましょう。
(これを忘れて一生懸命書き込んだ設定が消えて涙しないように)

まとめ(これでCatalystの初期化方法はバッチリ!)

今回はCisco Caalystの初期化方法について解説しました。

手順は一度覚えてしまえば簡単なので、繰り返し作業して忘れないようにしましょう!(CCNAなんかでもでるよ!)

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ではまた!!

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