BYD SEALION7 大型OTAアップデートV3.0.0 全内容まとめ | EVオーナーが感じていた不満点は解消されるか?

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この記事でわかること

  • BYD SEALION 7 初の大型OTAアップデート V3.0.0 の全更新内容(4カテゴリ・計10項目以上)
  • 購入後に感じていた不満点がどれだけ解消されるか、オーナー視点で検証
  • 実際のOTA作業完了後の使用感レポートを誰よりも詳しく解説しました

昨年末に購入した「BYD SEALION 7」。以前のレビューでは、実際に3ヶ月・1,000km以上乗ってみて感じた不満点をいくつか挙げました。

そんな中、2026年4月17日に待望の 大型OTAアップデート V3.0.0 の配信予告が届きました。

内容を確認したところ、オーナーが感じていた不満点の多くがピンポイントで解消されていることが分かりました。EVならではの「買った後も進化し続ける車」という醍醐味を感じる瞬間です。

この記事では、リリース情報をもとにV3.0.0の全更新内容をカテゴリ別に整理します。実際のアップデート作業完了後は、操作感・視認性の変化も追加レポートします。


アップデート内容:BYD SEALION 7 (V3.0.0)

今回のV3.0.0では、利便性の向上だけでなく、運転支援システム(ADAS)の挙動改善など、かなり踏み込んだ内容になっています。

1. 【注目】ユーザーの要望を反映した機能改善

  • 幼児置き去り検知機能(CPD)のOFF設定保持
    • これまで乗車するたびにCPD(Child Presence Detection)のOFF設定を手動でやり直す必要がありました。設定が保持されるようになることで、毎回の操作の手間がなくなります(これで誤作動でホーンが大音量で鳴ることもなくなるはず)
  • 「私の車」アプリの機能追加・カスタマイズ
    • デイタイムランニングライト(DRL)のON/OFF設定が可能に。すべてのライトが消灯できれば車中泊時に迷惑にならないはず!
    • ショートカットボタンのカスタマイズ機能:物理ボタンの少ないEVにおいて、ドアロック等の操作を任意の設定に変更できるのは大きな進歩です。

2. ADAS(運転支援)の最適化・安全性向上

  • カーブ時減速機能の追加:ACC(アダプティブクルーズコントロール)走行中、カーブを検知すると自動的に減速する機能が追加されます。高速道路のカーブ進入時の安心感が向上します。
  • ICC(インテリジェントクルーズ)の速度域拡大:上限が120km/hから130km/hへ引き上げ。高速道路での追従走行の利便性が向上します。
  • 解除条件の統一:解除をブレーキペダル操作に統一することで、誤操作を防ぎ安全性を高めています。

3. ナビゲーション・表示系の進化

  • 次世代ナビゲーションへ刷新:UI改善に加え、待望のメーターパネル連動表示に対応。
  • HUD(ヘッドアップディスプレイ)の強化:純正ナビ、Android Auto、Apple CarPlay使用時の経路情報(方向指示)に対応。設定はあったが使えなかったこの機能がついに解放されるようです。

4. その他の細かな修正

  • 車両システム音の音量調整:3段階(高中低)で調整可能に。初期設定は「低」。
  • デジタルNFCキーの認証時間延長:タイムアウトが30秒から2分に延長され、余裕を持って設定できるようになります。
  • 翻訳の適正化:「計器」から「コンビネーションメーター」へ、より自然な表現に修正。その他の微妙な表現の単語修正にも期待。

💡EVの「ソフトウェアアップデートで進化する」醍醐味を実感

購入後に感じていた不満の多くが今回のV3.0.0で解消される見込みです。特に次世代ナビゲーションへの刷新、HUD(ヘッドアップディスプレイ)の強化・ADAS(運転支援)の安全性向上の3点は、日常の使い勝手と安全性に直結する重要な改善です。BYDもテスラのように、ソフトウェア更新で新たな体験を提供してくれることを期待しています。


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アップデート作業:2026年4月22日

ついに私の車両にもOTAアップデートV3.0.0がきました!アプリの通知はなく、メッセージを見たら更新パッケージのダウンロードが進んでいました。

ダウンロードの通信量はどうなるんだろうと思っていましたが、データモニターを見ても使用量にほぼ変化がないので、更新パッケージのデータ量はカウント外なのかもしれません。

アップデート手順

アップデート作業は「バージョン管理→車両バージョン→アップデート」から。

予想アップデート時間は95分のようです(説明文の日本語がやや違和感あり…)

⚠️ アップデート時の注意点

アップデート中は車両の走行および施錠・解錠、パワーウィンドウの開閉を含むすべての機能が一時的に使用できなくなります。開始前に以下の点をご確認ください。
 1.ギアを「P」にシフトしていること。
 2.バッテリー残量が20%以上であること。
 3.ボンネットが閉じていること。

備考: アップデート中にモニターやメーターの画面が一時的に消えることがありますが、これは正常な動作です。

アップデート前にV3.0.0バージョンアップデートの説明を確認することが出来ます。

機能の追加

  • ヘッドアップディスプレイ(HUD)のナビ連動強化
    ナビゲーションと連動した方向指示表示に対応。(対応:ゼンリンナビゲーション、Android Auto、Apple CarPlay)
  • 次世代ゼンリンナビゲーションへのアップデート
    ユーザーインターフェース(UI)の改善。
    メーター内連動表示に対応。
  • 「マイカー」アプリの機能拡充
    昼間走行灯(デイタイムランニングライト)のON/OFF切替機能を追加。
    ホーム画面の「マイカー」ショートカットのカスタマイズに対応。
    ドアロックおよびトランクロックの任意設定が可能に。
  • 通知音の音量設定機能を追加
    3段階の調整が可能(デフォルト:低)。
  • カーブ時減速機能を追加
    クルーズコントロール設定中のカーブ走行時、自動で減速する機能を追加。
  • ACC巡航速度設定の操作性向上
    ACC作動中にアクセルペダル操作で現在の速度を巡航速度として設定できる機能を追加。

機能の最適化

  • 幼児置き去り検知機能(CPD)の改善
    OFF設定を保持する機能に対応。
  • ACC解除操作の仕様変更
    ACC作動中の解除操作を「ブレーキペダルのみ」に限定し、より安全で分かりやすい仕様に改善。
  • HUD表示の改善
    ヘッドアップディスプレイにおけるブラインドスポットモニターの表示を改善。
  • 運転支援機能の精度向上
    インテリジェントクルーズ(ICC)および車線逸脱支援(LDA)機能を改善。
  • ICCの最高速度制限を変更
    インテリジェントクルーズ(ICC)の起動可能な最高速度を120km/hから130km/hへ引き上げ。
  • システム言語の修正
    コンビネーションメーター等の翻訳表現を修正。
  • デジタルキー(NFC)登録時のタイムアウト延長
    認証コード入力画面のタイムアウト時間を、30秒から2分に変更。

アップデートボタンを押したら、アップデート完了までは車両操作ができなくなります。車両を使わない、余裕がある時間帯に作業をするようにしましょう。

アップデート作業中はモニターのみ常時表示されており、インストール情報を確認することが出来ます。

メーターやアンビエントライトはすべて消灯された状態になります。

アップデート作業時間(目安)

予想アップデート時間は95分と書かれていましたが、実時間を測定しました。

36分経過時には進行2%66分後に完了予定。

62分経過時には進行12%52分後に完了予定。この時点ですでに95分では終わらない予感。

93分経過時には進行44%32分後に完了予定。

131分経過時には進行69%16分後に完了予定。やっと終わりが見えてきました。

146分経過時には進行93%4分後に完了予定と、一気に進みました。

結果的に155分でアップデートが完了!。予想よりかなり時間が掛かる可能性があるので注意が必要です。

アップデート完了後はシステムが自動的に再起動されます。

作業前はバッテリー残量90%でスタートしましたが、作業後も90%のままだったのでアップデート時の電気消費はほぼ無さそうです。

アップデート内容レビュー

今回のV3.0.0で、アップデートされた内容を、実車を用いてチェックしていきます。

1. 機能改善

  • 幼児置き去り検知機能(CPD)のOFF設定保持
    車両の電源を落としても、CPDのOFF設定が保持されることを確認できました。
  • 「私の車」アプリの機能追加・カスタマイズ
    デイタイムランニングライト(DRL)のON/OFFがワンタッチで設定が可能になりました。

 ホーム画面の2か所のショートカットが変更可能になりました。

一部で不評だったCPDDRLのOFFができるようになったのは、車中泊ユーザーには嬉しいアップデートです。さっそく車中泊テスト(自宅駐車場で)してみました。PDDRLアンビエントライトHUDはすべてOFF、室温24度で快適に1時間寝られました!

2. ADAS(運転支援)の最適化・安全性向上

  • カーブ時減速機能の追加
    カーブアシストという設定が追加されていました。一般道の速度域ではあまり効果は体感できませんでしたが、高速道なら分かりやすいかもしれません。
  • ICC(インテリジェントクルーズ)の速度域拡大
    最大設定値のが変わったのかと思いましたが、停車時には150kmまで設定できました…。走行速度が130kmでもICCがセットできるようというアップデートなのでしょうか?

 またADASの運転支援に、アクセルで巡航速度を調整するの機能が追加されていました。アップデート前はACC設定速度が巡航速度に応じて自動に変わりましたが、これがON/OFFできるようになったようです。

  • 解除条件の統一
    これはよく分かりませんでした。ブレーキで解除できるのはもちろん、ハンドルスイッチのICC設定ボタンでもキャンセルできたので、今までと動作は変わらないような…。

 アップデート後、まだ数十kmしか走っていませんが、ICC/ACCの動作は明らかに以前より滑らかになりました。まだ若干カクつきますが、今までの安心度が50%だとすると、アップデート後の今では80%ぐらいまでアップしました!

3. ナビゲーション・表示系の進化

  • 次世代ナビゲーションへ刷新

純正ナビの見た目はかなり良くなり、やっとまともに使えそうです。アイコンサイズも小さくなり表示領域も増えました(アイコンは小さくなりすぎ?)

右下の歯車ボタンから、地図の設定や案内/ルートの設定が視覚的に分かりやすくなりました。

右下の検索ボタンからの検索も分かりやすくなりました。充電スポット検索も以前より適切なスポットが出るようになった気がします。BYDディーラーアイコンも増えたようです。

右上に出る案内もまずまず分かりやすい。早く高速道でも試してみたいです。

純正ナビはもちろん縦画面でも操作可能ですが、縦画面だとちょっとボタンが遠くて押しづらいかも。

さらに嬉しいのが純正ナビでもメーター内に地図表示ができるようになったこと。AndoroidAutoよりも地図画面が見やすく感じます。

AndoroidAutoだと地図表示と文字が細かすぎて見づらいんですよね…。

  • HUD(ヘッドアップディスプレイ)の強化
    純正ナビ、AndroidAutoどちらもナビゲート使用時に、経路情報(方向指示)がHUDに表示されるようになりました!。表示は必要最低限ですが、目線を動かさずに次の曲がり角が分かるのはかなり便利です。

 ただHUD上のブラインドスポットモニター表示が、オレンジから青/白に変わってしまったようです(写真なし)。これはちょっと改悪では?

4. その他の細かな修正

  • 車両システム音の音量調整
    良かったのがウィンカーの音量を変えることができる車両システム音の音量調整です。特にブランドの音は聞き取りづらかったのが、にすると実用的な音量になりました。
  • デジタルNFCキーの認証時間延長
    こちらは未確認ですが、タイムアウト時間が長くなっているようです。
  • 翻訳の適正化
    確かに設定画面では「計器→コンビネーションメータ」に変わり、モード設定も「クラシック/雪」から「クラシック/スノー」に修正されましたが、走行モードは変わらずのまま、メーター内地図がOFFの時は計器の文字が残っているなど、まだまだ統一感がありません。

5. リリースにない変わった点・変わらなかった点

変わった点

  • ACC/ACC起動時の音声が無くなった
    乗車後、最初にICC/ACCを起動した際のうるさい音声(~が起動しました)が無くなりました!。これは地味にストレスだったので、かなり嬉しいアップデートです。
  • アンビエントライトのバグ修正
    AndoroidAuto使用時にリズムを設定するとアンビエントライトが消えるというバグがあったのですが、これが解消されていました。
  • ホーム画面から音声でのナビ設定が可能に
    アップデート前はナビを表示してからでないと音声検索でのナビ設定ができませんでしたが、これがホーム画面からでも出来るようになりました!
  • TSR (Traffic Sign Recognition)警告音のON/OFF
    メーター画面右上の速度アイコンを押すことにより、警告音のON/OFFができるようになりました(以前からできていた人も見かけましたが、私の車両ではできていませんでした)。毎回、車に乗ってショートカットからTSRをOFFがにすることを儀式にしていたので、手順が簡略化されました!
  • 三本指のエアコン温度調整
    画面上で三本指スワイプすることで、縦方向では温度調整、横方向では風量調整ができますが、縦方向の温度調整がスムーズにできるようになりました(アップデート前は1度ごとの調整が難しく、すぐHiやLowになってしまっていました)

変わらなかった点

 アプリストアに新しいアプリが追加されませんでした(YTmusicが欲しい)

 Youtubeアプリも停止中(パーキング)しか利用できない仕様は変わっていませんでした。

 二画面表示の使い勝手も特に追加・変更なし。AndoroidAutoの音楽も操作できるようになったら、さらに使いやすくなるのですが…。

 シート関連の設定も特に変更なしでした。

まとめ:全てのSEALION7ユーザーにおすすめのアップデート

今回はBYD SEALION7 大型OTAアップデート V3.0.0 の全内容をレビューしてみました。

ここまでアップデート内容を詳しくレビューした記事はなかなか無いのでは…。特に嬉しかったアップデートは「ACC/ACC起動時の音声が無くなった」「純正ナビがまともになった」「純正ナビでのメーター内地図とHUDの案内表示」です!

別記事でソフトウェアの完成度の低さを指摘しましたが、今回のアップデートでかなり解消された気がします。

初めてのOTAアップデートでしたが、ソフトウェア更新によって車両の完成度が一段と高まるのは、新鮮な体験でした。

皆さんのSEALION7はアップデートが済みましたでしょうか?。もし私が気づいていない点があればぜひコメントで教えてください。


「EVを自宅で充電するなら、専用コンセントの設置は必須です。ただ、いざ工事となると『うちはいくらかかるの?』と、相場が見えずに悩んでしまいますよね。

建物の構造や配線ルートによって金額は大きく変わるため、まずはプロに現地を見てもらうのが一番の近道です。電気工事110番なら、全国どこでも無料で現地調査や見積もりを依頼できる業者が揃っています。まずは概算を出してもらい、納得してから進めるのがおすすめです!

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