「デザインの良いサングラスが欲しいけど、有名ブランドは高すぎて手が出ない」「せっかく偏光レンズのサングラスを買ったのに、車のヘッドアップディスプレイが見えなくなって困っている」……そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
これまでファミリーマートの「コンビニサングラス」を愛用してきましたが、偏光レンズ特有のヘッドアップディスプレイの視認性(ほぼ見えない)や、ブラックフレーム・レンズの濃さによる公共交通機関利用時の威圧感が少し気になっていました。

そんな悩みを解決してくれそうなブランドとして見つけたのが、今回購入した「TYMER(タイマー)」の「OLIVER」です!

結論から言うと、1万円以下という価格ながらデザイン・質感・装着感のすべてがコンビニサングラスをワンランク上回る、コストパフォーマンスに優れた一本でした。

TYMER OLIVERの製品レビューは販売サイト以外ではほとんど見つからなかったため、購入前に知りたかった情報を実機ベースで徹底解説していきます。
TYMER(タイマー)とは?注目の新鋭国産アイウェアブランド
「スタイルスポーツ」を掲げて2024年に誕生
TYMER(タイマー)は、株式会社PHIVE TOKYO(ファイブトウキョウ)が手掛ける、東京・横浜発の国産アイウェアブランドです。2024年、横浜赤レンガ倉庫で開催された人気カルチャーフェス「GREENROOM FESTIVAL(グリーンルームフェスティバル)」にて鮮烈なデビューを果たしました。
最大のコンセプトは「スタイルスポーツ」。 スポーツ・音楽・ファッションといったストリートカルチャーを横断し、本格的なスポーツギアとしての機能性と、街着に映える洗練されたファッション性を完璧に両立させています。
豪華なアンバサダー陣が示す「ブランドの立ち位置」
TYMERの魅力を語るうえで欠かせないのが、各分野の第一線で活躍する多彩なアンバサダーたちの存在です。
- 伊勢谷 友介 さん(俳優 / サーフィン)
- TOSHI-LOW さん(BRAHMAN / 格闘技)
- Kj さん(Dragon Ash / ワークアウト)
- ピエール瀧 さん(電気グルーヴ / 野球)
- 堀江 翔太 さん(元ラグビー日本代表コーチ / ラグビー)
- 神山 隆二 さん(アーティスト / トレイルランニング)
- 岩崎 志保 さん(モデル / フィットネスインストラクター)
スポーツとストリートカルチャーの「間」を軽やかに行き来する第一人者たちがリアルに愛用していること自体が、TYMERというブランドの本質とカルチャーへの深さを物語っています。
「Tシャツ感覚で選べる」手の届きやすい価格設定
「Tシャツを選ぶような感覚で、気分やその日のコーディネートに合わせて複数本を着替えてほしい」という想いから、本格的なスポーツ性能を備えながらも、非常に手に取りやすい価格帯に設定されています。
本格派のスポーツギアでありながら、ファッションアイテムとして気軽に日常へ取り入れられるのが、TYMERが選ばれている理由です。

TYMER OLIVER 基本スペック
今回購入したのは、ボストン型・調光レンズ搭載・マットクリアグレー2というフレームカラーの組み合わせです。Dragon AshのKj(降谷建志)さんがシーズンビジュアルで着用していたことも購入の決め手でした。

TYMERのサングラスは、卵パックをイメージしたインテリアにも使えるニュースペーパーパルプで作られた専用ボックスに入っています。 このボックスは積み重ねてディスプレイすることもできるようです。


蓋を開けるとこのように収納されています。

専用ボックス、専用ケース、ステッカー、取扱説明書と豪華な一式です。

今回はかなり薄い色に見えた調光レンズバージョンを購入しました。
なお、やや価格は上がりますが、偏光・調光の両機能を備えたモデルも販売されています。車のヘッドアップディスプレイの視認性を重視する場合は今回のような調光単体モデルがおすすめですが、一本で両方の機能を網羅したい方には偏光調光モデルも選択肢になりそうです。
専用ケースは水や伸縮に強いネオプレーン素材で作られており、レンズをしっかり保護してくれます。デザインもカッコよく、単品購入できるなら予備で買いたいくらい。



タグには製品仕様の記載あり。


取扱説明書には、詳しいお手入れ・取り扱い方法が記載されていました。

今回購入したTYMER OLIVERとファミリーマート コンビニサングラス(ボスリントン)の製品仕様を比較してみます。
| 項目 | TYMER OLIVER | ファミリーマート コンビニサングラス(ボスリントン) |
| 価格 | 9,680円(税込) | 2,490円(税込) |
| フレーム形状 | ボストン型 | ボスリントン型(オリジナル) |
| カラー | マットクリアグレー2 | くろ |
| レンズ | 調光レンズ・紫外線99%カット | 偏光レンズ・紫外線99%カット |
| 可視光線透過率 紫外線透過率 | 62%(Cat.1) 1.0%(UV400) | 30% 1.0% |
| 素材 | プラスチック | リサイクルプラスチック100% |
| フレームサイズ | W13.6×H4.6cm(実測) | W13.5×H4.8cm |
| レンズ幅 | 4.9cm | 4.9cm |
| ブリッジ幅 | 2.0cm | 2.1cm |
| テンプル長 | 13.5cm | 14cm |
| 重量 | 24.7g(実測) | 23.4g |
| ノーズパッド | 可変式・TRPノーズパッド | 固定式・アジアンフィット |
| 丁番(ヒンジ) | 5枚丁番採用 | バネ丁番採用 |
フレームサイズと重量は公式サイトでは分かりませんでしたが、測ってみたらコンビニサングラスとほぼ同様でした。

レンズカラーはフォトクロミックグレーというややグレーがかったカラーで、マットなフレームカラーと相まって威圧感は少なめです。

機能チェック:デザイン・バネ丁番・鼻パット・調光レンズ
デザインはやや横長のボストン型で、マットで半透明のフレームは肌なじみの良いカラーです。フレーム素材にはスイスのEMS社が開発した「TR-90」を採用。軽量かつバネ性や形状記憶性が高く、耐熱性・耐湿性に優れ、劣化しづらく寿命が長いのが特徴です。

テンプル部分はやや太めのデザイン。先端に立体感のあるTYMERのロゴが付いていますが、フレームカラーに近い色なのであまり目立ちません。


テンプル内側には製品名とサイズ、可視光線透過率のレベルが記載されています。


テンプルアーム内側にはTPR素材を採用されており、アクティブな印象を与えるオリーブ色になっています。ゴムのような素材特性を持ち、耐油性・耐候性に優れたTPR素材は肌に優しく心地よいフィット感と優れたグリップ力があります。
テンプルアームの耳にかける部分(モダン)にはワイヤーフレームが内蔵されており、透けて見えるのがカッコいい!(かけると見えませんが)。


紫外線の量により明るさが変わる調光レンズの素材にはポリカーボネートが採用されており、その特徴はとにかく割れにくい(強度がアクリルの30倍以上)こと。そして割れたとしても飛散しにくいという特性があります。

ドライブ用途では、UVカットガラスを使用した車内では色が変わりにくいため偏光レンズのほうが適していますが(ただしヘッドアップディスプレイは見えなくなる)、実際にドライブで使ってみたところ、この濃度でもかなり眩しさが軽減されました。


ブリッジ部分はシルバーのメタルパーツで細めなのでフォーマルな印象です。

バネ丁番は5枚丁番になっており、しっかりした作りです。

肌に触れるノーズパッドもTPR素材で、汗をかいてもかなり滑りにくく、実利用ではまったくずれることはありませんでした。


ノーズパッドは可動式で、左右それぞれ約2mm単位で高さを調整できます。

ちょっと力技で内側にも寄せることができましたが、仕様外の使い方なのでおすすめはしません。

上から見るとテンプルの曲がりに左右差があり、机に置くとややカタカタするのが残念でした。ただ近くにあるメガネ店に聞いたところ、かけた時に水平になっていればカタカタしても問題ない(無理に直す必要はない)とのことでした。

レンズカラーはフォトクロミックグレーというカラーでカメラ越しだとかなり薄く見え、室内だと目線はしっかり見えますが、かけると肌の色と重なってやはりサングラス感はあります。ビジネスシーンで使えないかと思っていましたが、ちょっと難しそう…。

UVライトを当てて調光レンズの色の変化を確認してみました。


レンズが濃くなると青・紫っぽいカラーに変化しました。濃くなると完全に普通のサングラスです。


重さは「24.7g」とかなり軽く、軽快な装着感でストレスなく長時間着けることができました!

徹底比較:TYMER OLIVER vs コンビニサングラス ボスリントン
TYMER OLIVERと、デザインが近いコンビニサングラス ボスリントンを並べて比較してみます。

どちらも丸みを帯びたデザインですが、OLIVERの方が全体的にフレームが細く半透明なため主張は少なめです。左右にシルバーのドット鋲が付いているのもワンポイントです。


テンプルデザインは似ていますが、こちらもOLIVERの方がやや細めです。


レンズカラーの透過率はOLIVERの方がかなり薄く見えます。

ブリッジ部分はOLIVERの方がスッキリしていて好みです!


ブリッジ幅はコンビニサングラスの方がやや広め。

丁番はバネ丁番のコンビニサングラスの方がフィット感は高めですが、しっかり感はOLIVERに軍配。


ノーズパッドは可動式で滑りづらいOLIVERが一歩上手でした。


レンズ越しで白い壁を見るとレンズカラーの違いが分かると思います。

重量差は1.3gなので、使った時の違いは感じません。


総評としてはデザイン・質感・装着感ともにTYMER OLIVERがワンランク上でしたが、1/3の価格のコンビニサングラスのコストパフォーマンスの高さも改めて実感する結果になりました。
普段使いにはオールマイティに使えるTYMER OLIVER、日差しが強い日の外出時にはコンビニサングラスと使い分けができそうです。
メガネ店でのフィッティングは必須!
購入直後の吊るしの状態では、テンプルの耳に掛かる部分にキツさを感じていたため、近くのメガネ店でフィッティングをしてもらいました。
調整前はテンプルの後端が内側に入っていましたが、フィッティング後は角度が適切に調整されました。


上から見てもテンプル後端がかなりストレート気味になりました。ただし机に置いた時のカタカタは変わりませんでした(装着感は問題なし)

調整前

フィッティング後は角度が適切に調整され、キツさもなく違和感のない装着感になりました。オンラインで購入したメガネ・サングラスは、自身の頭の形に合わせたフィッティングをすることで、より快適な一本になります。
なお今回は近くのOWNDAYSで無料で調整してもらえました(次はこのお店で何か買おう)

メリット・デメリット総評
最後に今回購入したTYMER OLIVERのメリット・デメリットをまとめます。
✅ おすすめポイント
- 柔らかい印象のボストンシェイプに、メタルブリッジやドット鋲をあしらった主張が強すぎないクラシックかつモダンなデザイン
- フレームのマットクリアグレー2とレンズのフォトクロミックグレーが肌なじみ良くスマートな印象
- ノーズパッドやテンプル内側のTPRラバーによる装着感の良さと、まったくずれない安定性
- 調光レンズ・5枚丁番を採用しながら1万円以下という圧倒的なコストパフォーマンス
⚠️ いまいちポイント
- 実用性と軽量性を重視したTR-90樹脂のため、重厚感や深みのある光沢は少なくカジュアルな質感
- ドライブ中の車内では調光機能が十分に機能しない(ヘッドアップディスプレイがない車種なら偏光・調光レンズがおすすめ)
- 素材感・レンズ濃度からビジネスシーンにはやや不向き(威圧感は高くないため通勤には使えそう)
まとめ:デザイン・使い勝手とコストパフォーマンスのバランスが良好
今回は調光レンズ搭載のサングラス、TYMER OLIVERをレビューしました。

想像より室内でのレンズが濃いのが残念でしたが、落ち着きのあるデザイン、運動してもずれない快適な装着感、紫外線対策に有効な調光機能などを備えて1万円以下で購入できたのは大満足です!
車のフロントガラスでUVカットされていると車内ではレンズの色が変化しませんが、レンズが薄い状態でもそれなりに眩しさをカットしてくれるため、ドライブ時にも一定の効果がありました(夜間ドライブでの着用は避けましょう)
TYMERのサングラスは8モデル展開でレンズカラーも豊富です。デザイン性の高いアイウェアをコスパよく手に入れたい方は、ぜひお気に入りの一本を探してみてください。







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