この記事のまとめ!
- TWSイヤホン JBL TOUR PRO 2 レビュー!
- ケースにディスプレイ!?唯一無二のTWS(True Wireless Stereo)イヤホン!
- ノイキャン、外音取り込み、マルチポイント、ワイヤレス充電、空間サウンドなど機能てんこ盛り!
- 歴史あるオーディオメーカーJBLのTWSイヤホンの実力はいかに!?
現在、現役で使っているTWS(True Wireless Stereo)イヤホンは、Samsung Galaxy Buds Proと OPPO Enco Free2の2つ!
価格帯はかなり異なる商品ですが、ノイズキャンセリング、外音取り込み、マルチポイント対応を選定条件として購入してきました。
Samsung Galaxy Buds ProはGalaxyスマホと連携した高音質サウンドと高いノイキャン性能、 OPPO Enco Free2は高いコスパとまずまずのノイキャン性能、着け心地の軽さなどなど、仕事やプライベートでうまく使い分けてきました。
ただこれらのイヤホンも数年使い続けているので、そろそろ最新のTWSイヤホンを試してみたい気持ちが!
昨年末にGalaxy S23 Ultraを購入したこともあり、普通に考えれば Galaxy Buds Proはの正常進化版であるGalaxy Buds2 Proに行き着くんでしょうけど、さすがにあまり変わり映えしない・・・(ちょっと高いし)
それ以外だと、最近流行り?の耳をふさがないオープンイヤー型かとも思いましたが、どの製品も装着したときの見た目(サイズ感)が気になる・・・
そんな中、見つけたのがJBL TOUR PRO 2でした!
ケースにディスプレイが付いてるとはいったい!?(約1年前に発売された商品ですが、全然知りませんでした・・・)
ということで、さっそく購入したJBL TOUR PRO 2が手元に届いたので、今回も写真多めでレビューしていきます!
※インイヤー型ワイヤードイヤホンの新製品 JBL TUNE 310Cのレビューはこちら!
買ったのはJBL TOUR PRO 2(シャンパンゴールド)!
ワタクシ、イヤホンやスピーカーを含めJBLの製品を買うのは初めてです!
JBL TOUR PRO 2は2023年3月10日に発売された商品で、メーカー直販価格は3万3000円ですが、現在はフラッグシップなイヤホンとしてはだいぶお安い3万円を切った価格帯になってきたので購入に踏み切りました!
カラーは3色展開の中からシャンパンゴールドを選びましたが、日本限定カラーの聴色(ゆるしいろ)とめちゃくちゃ悩みました!
聴色は紅花で染められた淡い紅色のことらしいく、やや濃い目のピンクといった色合いで女性には似合いそうでしたが、ちょっとピンク感が強すぎるかなと考え、断念しました、、、
JBLは1946年に創立されたアメリカの老舗オーディオメーカーで、音響関係だとよく聞くメーカー名です。
現在のJBLは韓国のサムスン電子のグループ会社であるハーマン・インターナショナル・インダストリーズの子会社となっていて、最近行われたCES2024ではケースにディスプレイが付いているGalaxy Budsのプロトタイプ「Earbuds OLED Case」が公開されていました。
これはやはり関連会社であるJBLの実績を元に開発が進められているのか・・・
それにしてもディスプレイの表示パターンは多彩で素晴らしい!(今後のハイエンドモデルにはディスプレイが普通に付くようになるかも)
今後1~2年のうちに商品化してくれたら嬉しいかなぁ。
なおJBLの語源は、会社を創設した「ジェームスBランシング(James Bullough. Lansing)」さんからきているようです!
主要スペックはこちら!
JBL TOUR PRO 2 | |
ドライバ | 10mm |
マイク | Number of Microphones 6 |
オーディオ仕様 | 感度 100 dB SPL@1 kHz 再生周波数帯域 20 Hz – 20 kHz インピーダンス 16Ω |
重量 | 充電ケース:73g イヤホン:12.2g(両方) |
バッテリー駆動時間 | 充電時間 2時間 最大再生時間(ANCオフ時/イヤホン本体のみ) 10時間 最大再生時間(ANCオン時/イヤホン本体のみ) 8時間 最大再生時間(イヤホン+ケース本体) 40時間 |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
Bluetooth仕様 | バージョン:Bluetooth v5.3 コーデック:SBC、AAC |
Google Fast Pair | 対応 |
ペアリングモード起動方法 | 左右イヤホンどちらかのタッチボタンを1回タッチ → 5秒長押し |
防水性能 | IPX5(IP5) |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
同梱品 | JBL Tour Pro 2 イヤホン本体左右×1 充電ケース×1 USB Type-C充電用ケーブル×1 イヤーチップ(3サイズ)×1 保証書/警告に関する説明カード×1(W / !) QSG/安全シート×1(S / i) |
カラー | ブラック、シャンパンゴールド、聴色 |
発売日 | 2023年3月10日 |
まずは開封から!
半紙に包まれた外箱。
外箱です。
全部英語なのはちょっとビックリしました。
外箱の側面はこんな感じ。
箱の下の取っ手を掴んで引き出していきます。
そうするとプラケースに包まれた本体がお目見え!
箱をパカッと。
英語の説明書きには、よく見ると電源を入れてからペアリングする前段階の手順が記載されていました。
とうとう本体との対面です。
ドキドキ、、、
プラケースを開けると・・・
キ、キター!
こちらがJBL TOUR PRO 2シャンパンゴールド!
ややマットな、ゴールドともシルバーともいえる上品なカラーがめちゃくちゃキレイ!
そしてスマートタッチディスプレイ!(表示されていると見せかけてシールですが)
付属品はスタートガイド、イヤーピース、充電用USBケーブルでした。
スタートガイドが横長でオシャレなデザイン。
イヤーピースはイヤホン取り付け済みのものと合わせて3サイズのようです。
充電用USBケーブルはショートタイプでUSB A to Cのタイプでした。
両端にしっかりJBLのロゴが型押されているのがすばらしい!
デザイン面を詳しくチェックしていく!
それではさっそく外観からチェックしていきます!
充電ケース本体!
正面から見るとやはりディスプレイの存在感が大きく、JBLのロゴもしっかり主張しています。
ケース蓋のメッキパーツも上品な光沢感で好印象です!
背面を見るとメッキパーツ部分に書かれているTOUR PRO 2の文字が高級感あり!
その下、中央部分には各種認証マークが。
拡大するとこんな感じ。
縦:約5.5cm、横:約6cm、厚さ:約3cmとケースはやや大きめ。
斜めに入るメッキパーツがこれまたデザイン上のアクセントになっています!
ケース上部はツルッとした印象。
下部には充電用のType-Cのポートと電源ボタンが付いています。
イヤホン部分!
パカッと開封するとイヤホンがお目見え!
イヤホンはつまんで取り出しますが、指が太い人だとちょっと取り出しにくいかも。
またイヤホン収納の向きが、耳への装着状態からクルッと回して収納する形なのは残念ポイントですが、個人的にはそれほど違和感なく出し入れすることができました。
ケースからイヤホンを取り出してみます。
イヤホンもシャンパンゴールドを基調としたカラーになっています!
メッキパーツとプラスチックパーツのバランスもセンスがいい。
サイドにはJBLのロゴが!
ロゴは主張しすぎることなくカラーに溶け込んでいて、これまたグッドです!!
ショートスティック形状なので、耳から大きくはみ出ることは無さそうです。
イヤホンには計6個のマイクが付いており、外音取り込みやマイク通話時に活躍します!
イヤホンはこのように立体的な形状になっていて、耳への高いフィット感と着け心地の良さを実現しています!
イヤーピースの形状はこんな感じ。
イヤーピースはオーバル形状で、固定するための切り欠きが入っている独自形状です。
特殊な形状ではあるので、交換イヤーピースの選択肢は狭まるかも。
イヤーピースはS/M/Lの三種類になります。
続いて重量チェック!
イヤホン単体だと「6g」とまずまず軽量!
イヤホン両方では「12g」
ケース単体だと「73g」で、、、
総重量は「86g」とやや重めかも。
ただケース込みで最大40時間使えるバッテリーを内蔵していると考えると許容範囲です!
電源オンからペアリングして使えるようにする!
電源オン作業!
続いてお待ちかねの電源を入れていきます!
まずはディスプレイに貼られていたシールを剥がして・・・
ケースからイヤホンを取り出して、先端の充電端子に貼られていた絶縁シールを剥がします(イヤホン2つともね)
そしてイヤホンをケースに戻せば電源が・・・あれ?これだけじゃ電源入らないのか!?
結果、下の電源ボタンを長押ししたら電源が入りました!(そういえば最初に見た英語の説明書きにも書いてあったような・・・)
そしてついにディスプレイが表示!
小さい画面ながらも意外とキレイで輝度も充分!!
画面をタップするか、ケースを開けるとロック画面が表示される仕様です。
そしてロック画面で右にスワイプすると操作画面になります!(操作画面の詳しい説明は後述)
ペアリング作業!
今回、JBL TOUR PRO 2をペアリングするスマートフォンはもちろんGalaxy S23 Ultra!
JBL TOUR PRO 2はGoogle Fast Pairに対応しているので、スマートフォンの近くで充電ケースのふたを開けると、下記のようにJBL TOUR PRO 2が認識されます。
「接続」をタップすると・・・
あっという間に接続完了!
Bluetoothでのペアリング設定の手間が無いのでとても簡単です!
そしてそのまま「OK Google」のセットアップを行い、その後にJBLの専用アプリ「JBL Headphones」のダウンロードと設定に進みます。
Google Fast Pairに対応していると、イヤホンが接続されたタイミングでスマホの通知にバッテリー残量が表示されるのが地味に気が利いています。
JBL Headphonesを起動すると、規約の同意やアプリとの接続許可を聞いてくるので、進めていきます。
そして接続機器を選択するのですが、、、あれ、見つからない・・・
ケースの蓋を何度か開け閉めしたらJBL TOUR PRO 2が認識され、先に進みました!
4つのヘッドホン設定(あとからでも設定可)が出てくるので、必要に応じて設定して・・・「準備が整いました」をタップすると・・・
これでJBL Headphonesの準備完了です!
アプリ上のイヤホンカラーもちゃんとシャンパンゴールドになっていましたw
そして購入直後にありがちなファームウェアのアップデートを行っていきます。
アプリ上にはパーセンテージと残り時間が表示され、転送が進んでいきます。
またケース上のディスプレイにもアップデート中を表す矢印が!
転送が終わったら、アップデートのインストールが始まり、トータル10分掛からないくらいでアップデートが完了しました!
一点残念なのは、JBL Headphonesを起動してからJBL TOUR PRO 2の設定画面になるまでちょっとタイムラグがある点です(数秒レベルですが)
ペアリングができているとイヤホンのLEDランプが青点灯します(しばらくすると消灯)
アプリの機能を徹底チェック!
ここからは、JBL TOUR PRO 2の専用アプリ「JBL Headphones」で設定できる項目を紹介していきます!(設定項目多すぎ・・・)
JBLならでは?の多彩さですが、一つずつ紹介していきます。
トップ画面
イヤホンの画像とともにケースとイヤホンのバッテリー残量が確認できます。
また右上の電源マークをタップすると、イヤホンのみ電源オフすることができるのは珍しい機能です。
アンビエントサウンドの操作
ノイズキャンセリング関連の設定になります。
オフ/ノイズキャンセリング/アンビエントアウェア/トークスル-から設定することができます。
ノイズキャンセリング
設定項目は以下の通り。
アダプティブノイズキャンセリングをオフにすると、手動でレベルを7段階から設定することができます。
個人的にはアダプティブノイズキャンセリングや補正などをオンにしておいた方が、よりノイズキャンセリングの効果が高くなるような気がしました。
外耳音のテストを行うと、イヤホンの密閉度などを確認することができます(ある程度、周りがうるさい環境でテストしないとエラーになってしまうので注意しましょう)
アンビエントアウェア
マイクを使った外音取り込みの設定になります。
こちらも7段階からレベル設定が可能です。
アンビエントアウェアでは音楽が掛かっていても音量はそのままになります。
トークスル-
外音取り込みをしながら、音楽の音量をかなり低く抑えるモードです。
音楽を聞きながら、会話したい場合などに有効です。
Personi-Fi
Personi-Fi(ペルソニファイ)は利用者の年令や性別、リスニングレベルにより、より明瞭にサウンドチューニングしてくれる機能です(調整作業は健康診断の聴力検査のような内容です)
ここからPersoni-Fiの設定を行っていきます。
まず、性別、生まれた年、リスニング経験を選択します。
リスニング経験については、専門家でなければビギナーかアベレージになるかと思います。
続いて環境のチェックやイヤホンの密閉度がチェックされます(できるだけノイズのない静かな環境で行いましょう)
ここから実際の調整作業になります(この画面はスクリーンショットが制限されていたので別カメラにて記録)
作業は、イヤホンからピー音が聞こえたら下の紫部分を長押しして、聞こえなくなったら指を離す・・・これを繰り返します。
両耳で18回のチェックを行われ、時間は早くても5分以上は掛かるので時間に余裕を持って作業しましょう。
18回の確認が終わったら・・・「結果を得る」をタップします。
こちらが私のテストレポートです!
かなり歪な感じもしますが、私の場合、特に高音が聞き取りづらい(特に左耳)っぽいです。
その後の画面で補正前後の音の違いを確認できます。
比較してみると、明らかに補正後の音の方が明瞭に聞こえるようなっていることが分かりました!
再テストやレポートはいつでも確認可能です。
約1ヶ月利用した後、Personi-Fiの再テストしてみました。
高音部分がやや聞き取りづらいという同じような結果なので、かなり精度は高そうです!
補正効果を比較してみると、やはり聞きやすく補正してくれているようです!
イコライザー
イコライザーはプリセット5種類から選択できます。
JAZZ/VOCAL/BASS/CLUB/STUDIOの周波数帯域は以下の通り。
ドンシャリ系のサウンドが好きな私は、JAZZが好みで、ボーカルを際立たせたければVOCAL、低音を響かせたいロックな曲ではBASSに切り替えています。
結構分かりやすく音が変化するので意外とイコライザーは使えるかも(後述するケースのディスプレイでも簡単に変更できますし)
またイコライザー選択画面の右下「+」をタップするとマイEQというオリジナルのプリセットを作成できます。
またプリセット名を選択した状態で右上の歯車マークをタップすると・・・・
そのプリセット情報を元に周波数帯域を調整することができます!
空間サウンド
空間サウンドは擬似的に音場を広げ、サラウンド感を高めてくれる機能になります。
オフ/ムービー/ミュージック/ゲーミングから設定できるので、コンテンツによって音の変化を楽しむことができます。
まあ名称通りですが、私の場合は音楽を聞くときはミュージックにしています。
空間サウンドの設定を保存するかどうかを選択できます。
こちらはお好みで。
タッチ操作
イヤホン左右のタッチ操作を変更できます。
左右個別に設定することが可能です。
デフォルトでは左のイヤホンはノイズキャンセリング系、右のイヤホンは音楽操作系となっています。
なお通話の操作に関しては変更できず、左右共通になっています。
設定可能項目はアンビエントサウンドの操作/音量コントロール/再生&音声アシスタントの操作となっており、イヤホンで音量コントロールしたい場合は何かの機能とトレードオフになってしまうのが不評のようですね。。。
私の場合、音量操作はスマートフォンの物理ボタンか充電ケースのディスプレイ、または毎日身に着けているHUAWEI Band 8でも操作できるので、イヤホンでの音量調整はなくてもいいかな。
ボイスアウェア
通話中に聞こえる自分の声を音量を調整する機能です。
ボイスアウェアは3段階でレベル調整が可能なので設定はお好みで。
ボイスアウェアを通話中に設定を変えながら試してみましたが、「高」にするとハウリングに近い感じで自分の声が被って聞こえてしまってイマイチでした。
スマートオーディオ&ビデオ
オーディオかビデオにサウンドが最適化され、ビデオモードにすると低遅延となるモードのようです。
私は常にオーディオモードにしていますが、動画鑑賞時に遅延を感じるようならビデオモードに設定変更してもいいかもしれません。
モード変更時はイヤホンが再接続されるので数秒待たされます。
SilentNow
ノイズキャンセリングを耳栓として使って、睡眠・仮眠で使える機能になります。
スタートイン/デュレーション/アラームの設定が行えます。
設定項目の説明は以下。
スタートされるとアプリ上はこの画面になります。
SilentNowの設定は、最短15分~最長90分+8時間まで設定できます。
デュレーションタイムではBluetooth接続が切断されるので、これだけ長時間機能するのかな?・・・
自動再生&一時停止
ヘッドホンの取り外しでサウンドの再生/停止を行うかを設定できます。
私はこれはオンにしています。
パーソナルサウンドアンプリフィケーション
周囲の環境音を15~20dB増幅し、会話音声を補強したり、左右のバランスを調整したりする電子補聴器のような機能です。
マイクでの外音取り込みする機能のような気がしますが、アンビエントサウンドの設定を変更すると、無効になってしまうで、どのタイミングで使うのがいいのか・・・
設定ではバランスやゲインの調整が可能です。
左/右のサウンドバランス
イヤホン左右の音量バランスを調整できます。
私はこれは特に設定していません。
ボイス・アシスタント
イヤホンをタップ&ホールドした時に起動するアシスタントアプリを選択できます。
私は「Ok Google」で、、、
音声プロンプト
アナウンスの音声言語を選択できます。
デフォルトは英語になっていました。
計11言語から設定が可能です。
設定の反映にはデータの転送とイヤホンの再起動が掛かるので、30秒くらい待つことになります。
最適なフィット感をチェックする
主語が抜けた説明ですが、イヤホンと耳のフィット感をチェックしてくれます。
スタートすると・・・
テスト音が流れ始め、イヤホンが耳にしっかりフィットしているかチェックしてくれます。
フィット感は快適な装着感、サウンド品質、ノイズキャンセリング性能などに大きく関わります。
密閉度が足りなければイヤーピースを交換して、密閉状態になるまで調整しましょう。
わざとイヤホンを少しずらして装着してみると、「不完全な密閉状態」と判断されたので、しっかりチェックされているようです。
最大音量のリミッター
音量を85%を上限として制限する設定です。
何かの拍子に爆音で音が流れて耳を痛める・・・といった心配が無くなります。
イヤホン本体を見つける
イヤホンを紛失した時に音を鳴らして探す機能です。
矢印マークをタップすると、左右のイヤホン個別にビープ音を鳴らすことができます。
なかなか大きなビープ音が出るので、テストは耳から外した状態で行いましょう。
もう一度タップすると音が止まります。
ビープ音を鳴らすだけで位置情報などで探す訳ではないので、室内での置き忘れやイヤホンを落とした直後くらいにしか役に立たないかな・・・
スマートケースの設定
スマートケース(ディスプレイ)の設定が行なえます。
一番の上の輝度は3段階で設定できます。
私の場合は輝度「低」でも実用上問題ないので、バッテリー残量も考えて「低」に設定しています。
スクリーンセーバーはロック画面の壁紙と同意ですかね。
プリセット5種類か、撮影した写真をアップロードして設定できます(アップロードは数分かかります)
機能のショートカットでは、ディスプレイ上に表示する機能を選択できます。
バッテリーの節約
バッテリーを節約するための設定です。
スタンバイモードや自動パワーオフの設定を行うことができます。
サポート
各種サポート情報が確認できます。
ヘルプや機器の初期化、ソフトウェアのバージョンなどを確認することができます。
スマートタッチディスプレイはどうだ!?
続いては、JBL TOUR PRO 2の目玉であるスマートタッチディスプレイの項目を紹介していきます!
ロック画面
誤動作防止の為、画面をタッチした際やケースを開いた際にはこの画面が表示されます(壁紙はアプリで変更しています)
再生操作
ロック画面を解除すると音楽など情報ソースの再生・停止、曲送り、曲戻しを行うことができます。
音量調整
音量の調整もできます。
私はイヤホンのタッチに音量操作を割り当てていないので、意外と利用する機能です。
AMBIENT SOUND
ノイズキャンセリング関連の設定になります(アプリでの設定と同様です)
こちらもワンタッチでオフ/ノイズキャンセリング/アンビエントアウェア/トークスル-を変更できるのでメチャ便利!
EQUALIZER
イコライザーの設定変更です。
プリセットの5種類に加えて、マイEQで設定したCUSTOMも選択でできます。
イコライザーはわざわざアプリを開いて変えるのは億劫ですが、ディスプレイからなら気軽に変えられるのでこちらも重宝しています!
タイマー設定
ディスプレイ上からだと最小5分から最大60分まで設定でき、時間が経つとピコンピコン音でお知らせしてくれます。
なおディスプレイ上には残り時間も表示されるので分かりやすいです。
SPATIAL SOUND
空間サウンドの設定です。
アプリ同様、オフ/ムービー/ミュージック/ゲーミングから設定でき、イコライザー同様、ディスプレイから気軽に変更できるので機能を使う気になります!
SCREEN BRIGHTNESS
ディスプレイの明るさを3段階で調整できます。
私は常にLOWで使っているので、ここで変更をしたことはありません。
LOCK SCREEN WALLPAPER
ディスプレイの壁紙を変更することができます。
プリセット5種類に加えて、アプリからアップロードした独自の壁紙を選択できます。
VOICEAWARE
通話中に聞こえる自分の声を音量を調整するアプリと同様の機能です。
ディスプレイ操作で通話中の自分の声がどう変わるのか確認できるんですね、今度試してみよう、、、
→通話中にディスプレイから「高」を変えてみるとハウリングしているように聞こえてしまったので、現在は「低(LOW)」に設定しています。
SILENTNOW
SilentNowを開始することができます。
ただスタートイン/デュレーションのデフォルト30分の設定がディスプレイ上から変更できないので、使い方が限定される気が・・・(何か方法があるのかな?)
AUTO PLAY&PAUSE
ヘッドホンの取り外しでサウンドの再生/停止を行うかを設定ですが、一度設定したら変えることはほぼ無いかな。
NOTIFICATION
通知とメッセージプレビューをディスプレイ上に表示させるかどうかを設定できます。
これも一度設定したら変えることは無く、私は非表示にしています(スマートウォッチも付けているので)
FIND MY BUDS
ディスプレイ上から左右のイヤホン個別にビープ音を鳴らすことができます。
FLASHLIGHT
ディスプレイを光らせて懐中電灯代わりにする機能になりますw
眩しさはないですが、真っ暗闇ではそこそこ使えそうです。
緊急時には役立つかもですが、緊急時が来ないことを祈っていますw
なお現在のメインスマートウォッチとして利用しているHUAWEI Band 8にも同様の機能が備わっています。
これならどんな緊急時でも大丈夫!w
JBL TOUR PRO 2の良い点・悪い点をまとめてみる!
ここでは約1ヶ月利用して感じたJBL TOUR PRO 2の良い点・悪い点を記してみます!(悪い点はあえて言えばというレベルです・・・)
なお音質面については他のTWSイヤホンとの比較時に記載しますが、あまり明確に音質を聞き分けられる耳は持っていないということをお伝えしておきますw
先日、某アウトレットに立ち寄った際にたJBL TOUR PRO 2のノイズキャンセリング機能を検証してみました。
外のテーブルに座って音楽を聴いてみましたが、子供の遊ぶ声やアナウンスはほぼノイズキャンセリングでカットされたのは感激しました!
ただ風の強い日でしたが、風切り音はそれなりに入ってきたかな・・・
他のTWSイヤホンと比べてみた!
JBL TOUR PRO 2と比較するのはもちろん所有しているSamsung Galaxy Buds ProとOPPO Enco Free2!
これら3台を徹底比較していきます!
※左からJBL TOUR PRO 2(以下JBL)、Samsung Galaxy Buds Pro(以下Galaxy)、OPPO Enco Free2(以下OPPO)
※インナーイヤー型のフラッグシップ JBL TOUR PRO 2とオープンイヤー型の最新作 HUAWEI FreeClipとの比較はこちら!
まずはスペック比較から!
JBL TOUR PRO 2 | Samsung Galaxy Buds Pro | OPPO Enco Free2 | |
ドライバ | 10mm | way(11mmウーファー+6.5mmツイーター) | 10mmダイナミックドライバー |
マイク | 片側3マイク | 片側3マイク | 片側3マイク |
オーディオ仕様 | ドライバ感度 100 dB SPL@1 kHz 再生周波数帯域 20 Hz – 20 kHz インピーダンス 16Ω | ドライバ感度: 103 dB±3dB @ 1kHz 周波数応答範囲: 20 Hz – 20 kHz マイク感度: -38 dBV/Pa | |
バッテリー容量 | 充電ケース:472mAh イヤホン:61mAh | 充電ケース:480mAh イヤホン:41mAh | |
重量 | 充電ケース:73g イヤホン:6.1g イヤホン+充電ケース:85.2g | 充電ケース:44.9 g イヤホン :6.3 g イヤホン+充電ケース:57.5g | 充電ケース:38.8g イヤホン片方:4.4g イヤホン+充電ケース:47.6g |
バッテリー駆動時間 | ANCオフ:10時間 ANCオン:8時間 | ANCオフ:8時間 ANCオン:5時間 | ANCオフ:6.5時間 ANCオン:4時間 |
最大再生時間 | 40時間 | 28時間 | 30時間 |
充電時間 | 120分 | 90分 | |
ノイズキャンセリング | 対応 | 対応 | 対応 |
外音取り込み | 対応 | 対応 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) | 対応 | 対応 |
Bluetoothバージョン | Ver.5.3 | Ver.5.0 | Ver.5.2 |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC | Scalable(当社独自)、SBC、AAC | SBC、AAC |
Google Fast Pair | 対応 | 非対応 | 非対応 |
ペアリングモード起動方法 | 左右イヤホンどちらかのタッチボタンを1回タッチ → 5秒長押し | イヤホンの両方のパッドを同時に5秒以上長押し | ケース右側面の機能ボタンを長押し |
防水性能 | IPX5(IP5) | IPX7 | IP54 |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) | USB Type-C(有線)、Qi(無線) | USB Type-C(有線) |
同梱品 | JBL Tour Pro 2×1 充電ケース×1 USB Type-C充電用ケーブル×1 イヤーチップ(3サイズ)×1 保証書/警告に関する説明カード×1(W / !) QSG/安全シート×1(S / i) | USB Type-Cケーブル、イヤーピース(S、M、L) | イヤホン充電ケースイヤーピース(S/M/L)ユーザーガイドセーフティガイドUSB Type-Cケーブル |
カラー | ブラック、シャンパンゴールド、聴色 | ファントムブラック、ファントムバイオレット、ファントムシルバー | ホワイト、ブラック |
発売日 | 2023年3月10日 | 2021年4月8日 | 2021年8月27日 |
デザイン面チェック!
まずは3台の外観からチェックしていきます。
充電ケース
カラーも形状も三者三様ですが、手触りはJBLとGalaxyはサラサラしており、OPPOはツルツルで光沢感があります。
厚みはJBLが一番あり、次いでGalaxy、一番薄いのはOPPOでした。
充電ポートの位置はこんな感じですべてType-Cポートになっています。
JBLとGalaxyはワイヤレス充電に対応していますが、残念ながらOPPOは非対応(価格帯を考えたら仕方ない)
持った感じはJBLは存在感抜群で、Galaxyは一番コンパクトに感じました。
OPPOはツルツルした素材ですが、手に貼り付く感じ。
どの機種も上蓋をパカッと開いてイヤホンを取り出す形になります。
JBLは蓋を閉じていれば自立しますが、蓋を開けると後ろに倒れてしまうのは残念(写真では壁に立てかけています)
どの機種も形状的に片手でイヤホンを出し入れするにはかなり難しいです。
イヤホンの取り出しやすさは僅差でOPPOか。
他の2機種はイヤホンを取り出したら、ひねって装着するというワンアクションが必要です。
ただOPPOもイヤホンがケースと同様にツルツル素材なので、手が乾燥していると滑って取り出しづらい・・・
イヤホン
こちらも三者三様のデザイン。
JBLはショートスティック型、Galaxyはインナーイヤー型、OPPOはスティック型になっています。
イヤホン単体のみで見るとGalaxyが一番大柄です。
スティック型同士で見るとJBLとOPPOではこれだけスティック部分の長さが異なります。
イヤーピースを見ると意外と出口の大きさが異なります。
イヤーピースを取り外してみると図らずもすべてオーバル形状(写真ではJBLが丸形に見えますがオーバル形状です)
音の出口としてはGalaxyが一回り大きく、これが一歩抜き出た高音質重低音を実現している気がします。
重量チェック!
イヤホン片側
OPPOがやや軽めとなっていますが、スティック形状の見た目の想像以上に軽い印象です。
イヤホン両方
こちらもOPPOの軽さが際立ちます。
この軽さは着用時の軽快感にも繋がっています!
ケース単体
ケース単体ではJBLが飛び抜けて重い!
ディスプレイ搭載とバッテリー容量によるものだと思います。
総重量
そして総重量ではやはりJBLが重いですねぇ。
GalaxyとOPPOはほぼ同じ重さですが、幅広で薄い形状のOPPOの方がより軽く感じました。
サウンド面チェック!
ここからの説明画像は左からJBL、Galaxy、OPPOになります。
接続コーデック
まずはBluetooth接続時のオーディオコーデックについて確認しておきます(確認方法は設定の「開発者オプション」からできます)
JBLとOPPOはAAC接続、GalaxyのみSSCというSamsung独自のコーデックで接続されました。
イコライザー
どの機種もイコライザーで自分好みの音質のカスタマイズができます!
ノイズキャンセリング
どの機種もノイズキャンセリングと外音取り込みが標準装備として備わっています。
OPPOは低価格の割には機能は優秀です!
3機種のノイズキャンセリング機能の比較をしてみます。
オフの状態と、オンの状態でエアコン/電車/喫茶店の環境音がどう聞こえるかを確認してみました。
※青字は優秀に感じた項目
ノイキャン | JBL TOUR PRO 2 | Samsung Galaxy Buds Pro | OPPO Enco Free2 | |
オフ | ー | 耳栓効果でやや消音 | 耳栓効果でやや消音 | 耳栓効果は少しだけ |
オン | エアコン | 完全カット。 ややホワイトノイズがあったりなかったり | 完全に無音安定 | やや風の音が残る |
オン | 電車 | ゴー音は消え、高音のゴトゴト音のみ | ゴー音は消え、高音のゴトゴト音のみ | ゴー音は消えるが他は残る |
オン | 喫茶店 | 全体的に消音、声や食器のぶつかる音は残る | 全体的に消音、声や食器のぶつかる音は残る | 空調の音は消えるが他は残る |
外音取り込み比較
Galaxyのみ自分の声によって、自動で外音取り込みが機能しますが、声を発しないといけないので結局、自分で操作するかな、、、
外音取り込み機能も3機種それぞれ比較をしてみます。
※青字は優秀に感じた項目
外音取り込み | JBL TOUR PRO 2 | Samsung Galaxy Buds Pro | OPPO Enco Free2 |
ボワッとした音が消え、 取り込み音は自然 自分の声はやや響きあり | 取り込み音は自然ではっきり 自分の声はやや籠もり気味 | 取り込み音は自然 自分の声はやや籠もり気味 |
タッチ操作カスタマイズ
JBLはイヤホンのタッチ操作に音量変更を割り当てようとすると、何かの機能とトレードオフになるのが不評のようです。
私の場合は音量変更はスマホ本体のボタンか、ケースのディスプレイで変更するので、イヤホンのタッチ操作に音量変更は割り当てていません。
Galaxyはラボ機能を使うことで、イヤホンの端をダブルタップすることで音量操作をすることができますが、反応やタッチ位置があまり良くないのが残念・・・
OPPOはイヤホンタッチに加えて、スティック部のスライドで音量調整も設定できるのが優秀!
スゴイぞ、OPPO!
サウンド比較
最後は実際に音楽を聴いてみての比較をしてみます(選曲は自分の好みですw)
※青字は優秀に感じた項目
選曲 | JBL TOUR PRO 2 | Samsung Galaxy Buds Pro | OPPO Enco Free2 |
ado「唱」 | 歯切れの良い音質でホール感あり 低音はかなり強め | 高音と低音がよく出ていてバランス良し ボーカルが近くにいる感覚 | ボーカルの声がスッキリ聞こえる 聞き疲れしない音質 低音はそれなり |
スキマスイッチ「奏」 | ピアノやバスドラムの音がきらびやか 圧迫感のない聴きやすいバランス | すべての音が前面に出ている感覚 聞きやすいバランス | ちょっと平坦な音場 聞き疲れしないが可もなく不可もなく |
ONE OK ROCK「Vandalize」 | ドラムの響きがいい 音に広がりあり | 低音の迫力あり やや音圧が強く圧迫感あり | ちょっと高音が刺さる感じ 低音はほどほど |
音質の面では総じてGalaxyがレベル高いなと感じました(独自コーデックのSSCのおかげもあるかも)
JBLもかなりレベルが高く、音場の広がりは一番感じられ、このレベルで不満が出る人はあまりいないかなと。
OPPOのみちょっと軽い音質なのが残念ですが、聴き疲れがなく長時間聴くには実は一番いいかも。
保護ケースも買ってみたよ!
JBL TOUR PRO 2は総重量「86g」と大きめで重めのTWSイヤホンなので、ケースを付けるか迷いました。
ただやっぱりケースに傷は付けたくない・・・シャンパンゴールドのカラーも見たい・・・
ということでクリアケースを購入してみました!
※ケースレビューが長くなったので別記事にしました!
その他
もちろんフラッグシップモデルらしくワイヤレス充電にも対応!
下部のLEDランプが赤点灯し、ディスプレイに充電中マークがでかでかと表示されます。
改めてですが、ケース側でバッテリー残量が見られるのはめちゃくちゃ便利で、もうディスプレイなしには戻れないかも!w(あと地味に時計も便利)
ただこのディスプレイ、指紋が付きやすいのでこまめに拭いてあげる必要があります。
まとめ(最新世代のTWSイヤホンはやっぱり優秀だった!)
今回はJBLから発売されている高機能TWSイヤホン JBL TOUR PRO 2をレビューしてみました!
ファーストインプレッションとしては、まず製品の質感については大満足!
これぞフラッグシップモデルという質感と唯一無二のスマートタッチディスプレイが、JBLを知らない人にもドヤ顔で自慢できます!w
まずは速報レベルで開封レビューからですが、これから実際に使っていき、どんどん記事を更新していきたいと思います!
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ではまた!!
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